2002年2月11日(月)
今日は祝日です。盛岡の最低気温、予想では-10℃だったのですが-4.7℃と普通でした。
台温泉、精華(せいが)の湯
昨日、わかさぎ釣りの後に台温泉「精華の湯」という日帰り施設へ行ってみました。岩手で花巻温泉と言えば、私が小さな時から知っていたくらい有名な温泉街だと思います。小さなころに何度か連れていってもらった覚えがあり、その頃は背の高い間口の狭い電車に乗って行きました。今では廃線となっているようですが、「花巻電鉄」と言ったそうです。
この花巻温泉、「2kmほど先にある台温泉から湯を引いて1923年に作った温泉街」だそうで、1970年には国際興業が経営権を取得し巨大ホテル街になりました。
私が温泉に興味を持ち始めたのは結婚してからです。それまでは温泉より、各地の銭湯にとっても興味があり、出張や旅行へ行くとタクシーでわざわざ銭湯に行って入ってきたりしたものです。
というわけで、実は花巻温泉の源泉である台温泉については、豪華な花巻温泉の裏にひっそりたたずむ閑散とした温泉、というイメージしかありませんでした。最近になってやっと、こじんまりした温泉に興味を持つようになって存在を再認識したっていうわけです。
花巻温泉は盛岡から車で40分程度、ほぼ国道、県道で行けるので道路も良いので行きやすいです。去年の秋に台温泉に始めて来てみたときに、精華の湯には一度入っています。今回は再度、「濃いぃ湯」を求めての再訪でした。
以前は保養所であった建物を2000年に立て替えて日帰り施設としたそうです。隣にはおいしい蕎麦屋さんが併設してますが、夜だったのでやってなかった。風呂場の戸を開けた途端、良い香りが鼻をつきました。かすかな硫黄の匂いと、粘土のような土臭い匂い。私はこの粘土のような匂いがとっても好きです。今までこの匂いに出会って覚えているのは、いつも行く岩手の矢巾温泉と、昨年の秋に八甲田へ紅葉を見に行った帰りに立ち寄った、青森、黒石温泉郷の中の、温湯(ぬるゆ)温泉の2つです。覚えていないだけで他にもあるのかもしれません。
お湯は無色透明ですが、湯花が舞っていました。すこしぬるぬるとするお湯で、ほんとうに「濃いぃ湯」って感じ。気持ち良いので少し入りすぎて湯あたりしないかと心配しました。お湯が少し熱めだったので、これで露天風呂なんかあったら最高だなぁ。。。
上がったあとには、汗が出る出る。これぞ私が最近求めていたお湯って感じです!酸性の強い、なめるとまるで酢のような味のする温泉(青森の恐山の無料温泉、秋田の玉川温泉、岩手の栗駒山の須川温泉など)は、入った後に「どどどどっ」と疲れがやって来ます。しかし精華の湯は汗は出るけど疲れは出ませんでした。まあ、体調にもよると思いますが。
というわけで、車でふらっと立ち寄れるとっても良い温泉を見つけました。よかったー。
先日紹介した「おんせん北東北」という雑誌、車で1時間以内に行ったことのない温泉がたくさん紹介されていてラッキー。
980円でした。 今回行ってみた精華の湯。 その他にも、毎分1000Lの湧出量の温泉とか、いろいろ紹介してあります。まだまだ行くところは多いです。
ワイパー
昨日、寒い中岩洞湖に行った帰り、汚れたフロントガラスにワイパーをかけたところ、助手席側のワイパーが両端しか効かず、真ん中がすっぽり抜けてしまいました。良く寒い日にはワイパーがかからない場所があったりするのですが、これだけひどいのは初めてです。Championのワイパーもここまでが限界か、と思いました。
運転席側の大きなワイパー。こちらも上から5cmくらいの所が10cmほど調子が悪いです。 昨日は全然効かなかった助手席側のワイパー。 ところが、今日、お日さまの当たるところへ置いといたところ、どちらのワイパーも調子が戻っていました。やっぱり気温が低くなるとゴム部が固くなるんでしょうか?それにしても、冬用のワイパーなんだから、大事なときこそきちんと働いてほしいものです。
わかさぎ釣り考
昨日は結局、寒さに負けて20分もいなかったわけですが、あれだけの人が釣りをしていて、わかさぎがいなくなっちゃうってことはないんでしょうか、って思いました。素人が釣れるためには、とってもたくさんわかさぎがいないといけないんじゃないかと思うんですけど、昨日は大会が終った後でした。あのまま続けていて、本当に釣れたんだろうか?まあ、わかさぎ釣りにもコツがあるでしょうから、いくら時間をかけたって釣れないものは釣れないんだろうな。またいつか、今度は相応の恰好をして、リベンジに行こうと思います。
わかさぎ釣り
今日10日は、地元のテレビ局の釣り番組が主催するわかさぎ釣り大会が、薮川の岩洞湖であるとの情報を事前に得ていました。釣り大会の過去の情報では500匹も釣る人がいるみたいです。さて、私たちがもしこんなに釣ってしまったらどうしましょ。
日本のチベットとも言われる岩洞湖(くわしくはこちら)で、最も寒い2月にわかさぎ釣りをする。このアイディアを去年から暖めていた私は、ある機会に義父にこのことを話したところ、酔狂な義父は「ぜひわかさぎ釣りに行ってみたい」と言い出しました。どうせ皆初心者だし、なにかと人が多いほうが良いだろうと、今回の釣り大会を、我々のわかさぎ釣りの幕開けにしようと思っていましたが、義父の都合が付かず予定は予定倒れに終ってしまいました。
釣り大会の受付開始は6:30です。こんな早朝、絶対に寒いのは間違いない。義父という良い口実を失った私は、この難局に挑むことができるだろうか?案の定、起きたのは11:00!おいおい、いつもの時間だよ!
ところが皮肉にも今日の天気は抜群でした!そこで午後にも関わらず、今日はまったり過ごそうという予定を変更して、奥さんと2人で「わかさぎ釣り調査隊」を結成し、とりあえず普段着+ダウンジャケットで出発することにしました!
途中の山道は思ったほどワダチはなく、しっかり除雪がしてあったので問題ありませんでしたが、途中からスキー帽をかぶった運転手の対向車がとても多くなり、私たちに大会の終了を予感させるに十分でした。「まあ、今日は調査だから」終っていたとしても、とにかく行ってみよう!
事前の知識はほとんどゼロ。釣りするのにお金が必要なのかどうか、私が岩洞湖でわかさぎ釣りをしたのは父に連れられていった小学生の時が最後です。覚えているのはうっすらとした印象だけ。とにかく寒かった、以外のことは良く覚えていません。だから今日は、今後のための重要な調査なんです!
駐車場が近くなってくると、道から見える湖面にはたくさんのテントが並んでいます。まだ釣りをしている人がいる。あー、まだまだ時間は遅くないんだな。だた、すでに14:00を回っていました。午後からでも始められるのにどうして6:30からとか、一番寒そうなときに釣りするなんて、物好きだなぁ(と思いました!)。
駐車場にあった巨大な氷。3mくらいあります。これは何? 岩洞湖レストハウスという場所が一応メインの駐車場になっているようです。そこの売店で見学するだけでお金は必要なのか?を聞きたくて「いくらするんですか?」と聞いてみたところ、、、
一通りの釣り用品を貸してくれるとのこと。釣り竿は普通は1000円だけど、今は午後で人も少ないから500円です。結局、釣り竿、ドリル、防寒長靴、を借りて、針+えさ、を購入しちゃいました。合計2千円ちょっと。結局やってみることにしたわけです。ただ、店のおにいちゃんに「その恰好で下に降りるのは自殺行為かもしれない」との注釈付きでした。というのも普段の恰好にダウンジャケットを着ただけだったので。。。無理ならすぐに帰ってこよう、外は天気もいいし、まだ少しは生きていられるのでは、、、
大会は終ったようですが、まだまだテントはいっぱいです。 私がめざしたのは、人のいないところ。この平原に穴を掘ることにしました。 私がその昔、父に連れられて来た時は、テントは持ってきてはいませんでした。持ってきたのは5kgのガスボンベのみ。今でもテントは邪道?じゃないかと信念を持ってます。そしてやっぱりいるいる、ほとんどの人が(たぶん)テントに入ってぬくぬくと釣りを楽しんでいるのに、テントに入らず、椅子も持ってきていないので、中腰で氷の穴に糸を垂らしている若者たちが。何にもないけど、我々だって間違ってはいないんだ!!!
穴開け開始。これが以外と深かった。なかなか下までたどり着きません。 底が開けるには時間にして7〜8分、ドリルがすっぽり埋まってしまいました。 やっと穴が開いたので、次は針に餌の虫を付けないといけません。この餌付けですが、針が小さいし餌も小さいので手袋をしていては付けられないんです。仕方がないので手袋を外すと、もうすぐに指先がかじかんできて、動かなくなります。餌付けに集中していると、あー。寒い。当然です。上はダウンを着ているものの、襟巻きもなく、帽子もなく、ズボンはユニクロのコットンパンツだけ。だんだん風が吹いてきました。下半身が冷えてきたぞ!
やっと餌を付け終わり、開けた氷の穴に糸を垂らしていきます。「一度下まで着いたなら、そこから少し上げるのよ」と店員さんに教えられました。っところが、下まで着くのがずいぶん時間がかかる。不安になってきます。寒い!マフラーがないので首が開いていて、体が温まりません。それとだんだん風が強くなってきて、仕方ないので風に対して背中を向けると、無防備の腰を直撃します!ユニクロのコットンパンツです。うーー、寒い。あっ、糸がたるんだので湖底に着きました。少し上げてから、わかさぎを誘うように上下に揺らして、、、
揺らしているのもいいですが、あーもう待てません。寒い!思わずリールを巻いてみました。もしかすると掛かってないか?これまた、引き上げるにも時間がかかります。寒い!案の定、先ほど付けた餌が凍って付いてきただけでした。ではまた、糸を垂らしましょう!ここでわかったのですが、一度垂らした糸をたぐったとき、その糸には水が付いています。これが上げた途端に凍ってしまうんです。一度でもリールの回転を停めると、その水が凍りつくのです。竿の先と、リールが回転する先で水が凍って、糸が降りて行きません。おっと、ここで慌てるとリールに糸が絡んで面倒くさいことになるぞ。。。私の古い記憶が蘇ってきました。糸がリールに絡んでいるシーンが、、、
ということを、10分の間に3度繰り返し、当然何も釣れないまま、もうだめ。寒さに負けて帰ることにしました。耳が痛い、全身から震えが止まらない、仕方ない「今日はこのへんにしといてやるか」
はい、わかりました。何を借りようとも、自分の服装だけは釣り場では貸してくれないのね。わかりました。最低限何を準備しなければならないのかを。さーて、針も買って餌もあることだし、来週も来るぞー!そして、どうして皆、朝早く来るのかがわかりました。午後は天気が崩れるし、日が落ちるのも早い。やっぱ定番の早朝起きが必要なんだなぁと心に染みました。
デジカメの電池が、上記の写真を撮った後、無くなりました。いざというときの電池、これも何とかしないとなぁ。
薮川の気温
ちなみに、11日 1:00の段階で、-16.4℃です。我々が釣りをしていた14:30頃はというと、この日の最高気温に近い、-6.2℃ですね。この日の朝6時の気温は-10.4℃です。やっぱり、なんちゃってわかさぎ釣り調査隊は、お昼過ぎが一番暖かくて良いみたいです!
わかさぎ釣り調査の後
当然温泉に行きました。だって寒いんだもの。この話は明日しようと思います。
←[063]次のページ [062] 前のページ[061]→ (去年↓)